「移住」を考え始めたら…①情報収集してみよう!

この記事を書いた人
FPサテライト株式会社
川原 志緒

北九州市立大学4年生の学生インターン(22卒)。大学の授業でFPの存在を知ったことをきっかけに、FPの資格や仕事について興味を持ち始める。FPサテライトのインターンシップに参加したことを機に、執筆活動を中心にFPとしての活動を始める。若者ならではの視点、地方出身者ならではの視点を武器に活動中。「お金に関する困りごとはFPに相談」という概念を当たり前にするという野望を持ちながら、地方からFPの普及を目指している。

最近よく耳にするようになった「移住」。

実際に新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、テレワークが進み、地方でも仕事ができるようになったことで、地方移住を検討する人も増えました。

「移住」と聞くと、地方移住が頭に浮かぶ人も多いかもしれませんが、定義としては地方から都心に行くことも移住に当てはまります。やはり住み慣れた土地を離れることに不安はつきものだと思います。

  • 私も移住してみたいな…。
  • 移住って大変そうだけど実際どうなの?
  • そもそも、移住するためには何が必要?

…と疑問や不安を挙げるとキリがありません。

このサイトではそんな「移住」に関する様々な情報を提供します。

「移住」を考え始めたら…まずは情報収集しましょう!

どんな情報が必要?

安心して移住するためにはどんな情報を集める必要があるでしょうか?

移住先の土地の情報はまず必要です。

移住先はどんな場所でしょうか?子育てしやすい?起業しやすい?

同じ都道府県でも、地域によって風習や制度は全く異なるので、必ず確認してくださいね。

自分の生活形態に本当に合っているのかじっくり検討してください。

あとは移住の時期、移住にかかる費用、移住後の仕事…。

全て挙げるとキリがありませんが、生活の拠点が変わると全てが変わると言っても過言ではありません。

移住後に、後悔しないためにも移住前にしっかりと情報を集めたうえで、念入りに準備するようにしましょう。

どうやって情報収集する?

スマートフォン、パソコン、テレビ、新聞…。様々な媒体を使って情報収集しましょう。

幸い現在は様々な媒体が溢れていて、誰でも簡単に情報を収集することができます。普段は利用しない媒体も活用してみると良いかもしれません。

移住予定先の都道府県や市町村の公式HPは要チェックです。

特に今は新型コロナウイルスの感染がまだ収まっていない状況です。

各自治体の最新情報をチェックし、様々な情報を集めましょう。

実際に移住した経験のある人の話を聞くことのできる機会があれば、ぜひ聞いてみましょう。実際に移住したからこそ分かる情報を教えてくれるかもしれません。

今は移住者のサロンやコミュニティもあるようです。

一度参加して、移住を考えている人同士で情報交換してみると、新しい発見もあるはずです。

もちろん、今読んでいただいているこのサイトもチェックお願いしますね!

今後も都道府県別のコラムなど様々なコラムを発信する予定です。

集める情報の種類は?

ここまで読んでいただいたら、移住する前には多くの情報を集める必要があることを理解していただけたはずです。

まずはスマートフォンやパソコンで検索してみようかな…。

そう思っていただけたら、ここまで情報収集の必要性を熱く語った甲斐があります。

では、実際にどのような種類の情報が必要になるでしょうか?

自分が欲しい情報を確実に収集するために、どんな情報が欲しいのか書き出してみましょう。

例えば…

知りたいこと調べたこと
どこへ移住するのが向いているか将来起業したい→起業家応援がある自治体夫婦2人でのんびり過ごしたい→自然が豊かなところ
移住の時期3月→引っ越しシーズンと重なって、業者呼ぶのが大変かも?6月→梅雨だから、荷物濡れる?

このようにしてまとめてみると分かりやすいですよ!

情報収集するときに忘れてはいけないことは、いろいろな情報を集めること!

様々な媒体で、様々な視点から情報を集めるようにしましょう。

1人の移住者が書いたサイトだけより、自治体のHP、多くの人のサイトを見た方がたくさんの情報が集まりますよね。

さて、ある程度移住に関する情報を集めることはできたでしょうか?

  • なんとなく、知りたいことが分かった!
  • 移住に関する具体的なビジョンが見え始めた!

そう思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

では、「移住」するにあたってあなたが最も重視することは何ですか?

集めた情報の中から、自分が最も重要視すること・譲れないことを中心に情報を吟味していきましょう。

自然の中で暮らしたい?

やはり、移住というと都会を離れて空気のきれいな自然の中で暮らしたい!と考える人も多いのではないでしょうか?

そういう場合、重要視するのは、家の周りの環境ということになります。

大自然の中の家で暮らしたい場合と、家の近くに自然を感じることができる場所が欲しい場合では、選ぶ移住先は変わってきます。

どの程度自然と関わりたいのか、明確にしましょう。

農業をしたい?

最近では、「半農」や「全農」という言葉をよく耳にするようになりました。

移住先で、仕事をしながらも農業をするのか、完全に農業だけをするのか…

はたまた、週末農業という考えもありますよね。

半農の場合は、職場にもアクセスが良い場所が最適です。やはり職場が遠くなってしまうと、本業に支障をきたしてしまいます。

完全に農業をする場合は、職場や都心へのアクセスはあまり重要ではないかもしれません。ただ、農業だけで生計を立てるとなると、自分が作った作物を売ってもらえるところが近くにあるのか考えるべきです。

今まで全く農業に携わってないならば、いきなり農業を始めるのはリスクになりかねません。まずは、家庭菜園や農業体験を通じて、農業を体験しましょう。

実際に自分は農業に向いているのか、農業を毎日することができるのか、じっくり考える機会になるはずです。

テレワークをしたい?

新型コロナウイルスの感染拡大により、テレワークの浸透が進みました。

「ワーケーション」という言葉もよく聞くようになりました。

仕事が完全にテレワークになった、出勤する必要がなくなった…という人もいらっしゃるかもしれません。

わざわざ都会に住む必要がなくなったから、理想の地に移住してみたい、と思い始めた人もいると思います。

移住先でテレワークを行うには、ネット環境が必要になります。

圏外だったり、電波が悪かったりすると、仕事に影響を及ぼすことになってしまいます。

まとめ

今回は例として3点挙げましたが、人によってはもっと様々な重視する項目があるでしょう。

「移住」と一言で言っても、様々な考えがあります。

移住先で何をしたいのか、何を重視するのか、しっかりと明確にするためにもまずは情報収集から始めましょう。

次回のコラムでは、「場所」にフォーカスを当て、解説していきます。

移住先をどこにするのか?この疑問を解決しましょう。

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